
凪のお暇 ドラマ実写化 原作はコナリミサトのマンガ
2019年7月19日(金)よる10時にTBS系列でスタートの『凪のお暇』の原作は現在『月刊エレガンスイブ』(秋田書店)で連載中のコナリミサトさんによる同名漫画です。
大多数に受けると思われる意見だけを口にし、自分の気持ちを滅多に表に出さないため、心がどこにあるのか他人からは分かりにくいイマドキの女の子の悩みを描いて話題になっています。
凪のお暇の見所とキャストをご紹介します。
凪のお暇の見所
このマンガ、見慣れないタッチの絵柄に初めは戸惑いましたが、深い人物描写にあっという間に引き込まれてしまいました。
一見、人が良くて他人の言いなりになっているだけに見える凪の鋭い本音は至極もっともで、「もうそれ口に出してしまえばいいのに」という事ばかり。
無理な頼み事にも相当我慢しているのに、それでも同僚たちと良い関係になれるわけではなく…。という心にチクチク来る内容ですが、後に同僚たちも心底悪気があったわけではないことが明らかになっていきます。
作者であるコナリミサトさんの現実を見つめる厳しい目と、人間への優しい視線を感じられるこの原作漫画を実写ドラマ化するにあたって、脚本を手掛けるのは大島美里さん。
大島美里さんは『1リットルの涙』や『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』『あなたには帰る家がある』など多くのドラマの脚本を手掛けられています。
プロデューサーは『義母と娘のブルース』を手掛けられた中井芳彦さんです。
お二人とも人間味あふれるドラマに関わってこられたので、今回の『凪のお暇』にも期待できそうですね。
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凪のお暇の原作
凪のお暇 ドラマ第1話 感想
凪のお暇 キャスト紹介
大島 凪(おおしま なぎ)-黒木 華(くろき はる)
主人公の凪は28歳の会社員。
常に空気を読むことを心掛け自己主張をせずに、頼まれたことは何でも引き受けてしまう凪は、周りから浮くことを恐れて他人に同調し、何かと「わかるー」を連発する毎日。
空気を読もうと無理を続けた凪はストレスが原因の過呼吸で倒れ、人生をリセットするために何もかもから一方的に縁を切って、新しい生活をスタートさせます。
自分でも自覚していなかった逞しさで貧乏生活を乗り切り成長していく凪。
そんな凪を演じるのは黒木華さんです。
幼い頃から演劇に親しみ演技派女優の呼び声も高く、一言では言い表せない奥深い魅力を持っている黒木華さん。
2019年版の『松本清張ドラマスペシャル 疑惑』では米倉涼子さんを相手に、したたかで迫力ある悪女を演じました。
童顔と透明感を生かした役柄から女性の色香や狂気を身に纏う役柄まで、多彩な役を演じて来た黒木華さんが、悩み多きイマドキ女子の凪をどう演じるのか楽しみです。
我聞 慎二(がもん しんじ)-高橋 一生(たかはし いっせい)
凪が勤務していた会社の営業部の人気者。
凪のサラサラな髪に魅かれて付き合いますが、徐々に凪の本質を好きになっていきます。
しかし本当に好きな凪だけにはキツい言葉を放つモラハラ男になってしまい、当然それが凪に通じるはずもなく慎二の言葉で追いつめられた凪は逃げ出してしまいます。
両親と兄の問題を抱え、凪に逃げられ悩みながらも会社ではスマートな愛されキャラの慎二を演じるのは高橋一生さん。
演じる役柄によって印象を変える高橋一生さんは『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』で普段とはまったく違うパワハラ上司という顔を見せ、一躍話題になりました。
CMからドラマまで大活躍の高橋一生さんが、恋に不器用で好きになるほど相手を傷つけてしまう慎二の心をどう表現するのか、想像がつかない分だけ興味がわいてきます。
安良城 ゴン(あらしろ ごん)-中村 倫也(なかむら ともや)
全てを捨てた凪が暮らし始めたアパートの隣人ゴンは自由気ままで穏やかな性格。
凪も初めは警戒したものの、とことん優しいゴンに魅かれて付き合うようになります。
そんなゴンを『半分、青い。』で朝井正人を演じ人気を獲得した中村倫也さんが演じます。
中毒性がある優しさで、知らず知らずのうちに相手を廃人にしてしまうゴンという役柄に、ふんわり優しい雰囲気の中村倫也さんはピッタリですね。
凪のお暇の各巻のネタバレ
凪のお暇【漫画】のネタバレ1巻から最新刊まで
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